生徒の心
 
親御さんや学校の先生にとって小学・中学で最もやりづらい時期が中2の頃じゃないでしょうか。 いわゆる反抗期です。
子供によって反抗期の時期が少しずれたり、その度合いも様々ですが、私の経験ではほとんどの場合中2が絶頂期ではないかと思います。 もし反抗心が強く出て親御さんや先生の言うことをほとんど聞かなくなった場合、親御さんや先生はこれをどのように対処されるでしょうか。
 
反抗期であっても自分のやるべきことをやっている子供は特に問題ありませんが、そうでない子供の場合一体どう対処すればいいのでしょう。 やるべきことをやらない子供は、普通それをやりたくないわけですから、反抗期の子供にいくら筋道を通して叱っても、ただ話をはぐらかし自分の行為を正当化しようとします。暖簾に腕押し、ただ屁理屈をこねるだけで何も反省することなく終わってしまうのではないでしょうか。
 
「やろうと思ってたのに、勉強しろしろ、うるさいから、やる気なくなった。」(親に言われたからやったと思われるのはしゃくにさわる) だからやらない。 そんな気持ちも分からないではありません。
 
では、そのうち気づくだろうからとそのまま放っておいていいのでしょうか。 普通に何度も叱るだけで、それでいいのでしょうか。
 
 
 
学習環境ができてますか。
 
子供にとって学習環境は大きく影響します。
親御さんは子供に勉強できる環境を作ってあげているでしょうか?
子供部屋があっても中で何をしているのか分からないようでは困ります。
部屋には鍵をつけない。いつでも親が入れる状態が望ましいです。(もちろんノックくらいはしないといけません)
鍵を付けるくらいなら子供部屋など与えない方がいいでしょう。
 
子供部屋がない家庭は居間で勉強してもかまいません。但し、子供が勉強するときはテレビやラジオはつけない。もちろんイヤホンなどで聞くのも良くありまあせん。親が自分も協力しているという姿勢を見せてあげて下さい。家事が終わって暇なときは小説や新聞などを読むのがいいでしょう。
 
また、おやつやゲームが近くに転がっているのも良くありません。それらは必ず子供の目に触れない場所に片付けて下さい。
ゲーム機などは小さいときから子供に片付ける習慣を付けさせて下さい。
 
必ず勉強する時間を決めて下さい。1時間でもいいです。必ず学習習慣を付けさせてください。その時間は必ず親御さんも静かに協力してあげて下さい。これだけで相当変わってきます。子供にとって一番大事なのは学習環境や学習習慣なのです。
 
共働きで、子供の状況を見ることができない場合は、できるだけ塾で勉強させてください。当塾でもまじめにやらない子は当然叱ります。
ご両親の親代わりになって必ず最後まで理解させます。